どれくらいの猫が飼われているの?

まず、一般社団法人ペットフード協会の「令和元年(2019年)全国犬猫飼育実態調査」をもとに、猫の飼育頭数を犬と比べながらみていきましょう。

「ネコ派」「イヌ派」どっちが多い?

同調査の「主要指標サマリー」(p17)によると、2019年10月時点で、全国では約977万8000頭の猫と、約879万7000頭の犬が飼育されています。

飼育頭数と飼育世帯数の過去5年間の推移はこんな感じです。「ペットのツートップ」として好敵手である犬とともにみてみましょう。

  • 2015年

猫…927万7000頭(533万2000世帯)
犬…943万8000頭(767万3000世帯)

  • 2016年

猫…930万9000頭(533万5000世帯)
犬…935万6000頭(756万9000世帯)

  • 2017年

猫…952万6000頭(545万9000世帯)
犬…892万頭(721万7000世帯)

  • 2018年

猫…964万9000頭(553万9000世帯)
犬…890万3000頭(715万4000世帯)

  • 2019年

猫…977万8000頭(552万4000世帯)
犬…879万7000頭(715万2000世帯)

飼育世帯数は断然犬のほうが多いですが、年を追うごとに減っている一方、猫を飼う世帯は少しずつ増えていますね。ちなみに、1世帯あたりの平均飼育頭数をみると、猫が約1.7頭、犬は約1.2頭と、この5年間、ほぼ横ばいです。