総務省統計局が、全国の10歳以上の世帯員約20万人を対象として実施した「平成28年社会生活基本調査」の結果によれば、平成28年時点で6歳未満の子どもを持つ夫・妻の週全体の育児時間は夫の49分にくらべて妻は3時間45分となっています。夫の育児時間は増加傾向にあるものの、まだまだ夫婦間の偏りは否めません。
ただし、今年から中小企業でも施行が開始された働き方改革関連法による残業時間減少や在宅勤務の影響で、夫の育児参加がぐっと進む可能性がでてきました。仕事中心の生活スタイルが変化し、子どもと向き合う時間が増える転機となりそうです。そこで、今回は父親の積極的な育児参加を阻む父子間の不和から、夫を孤立させないコツをみていきましょう。