「パパあっち行って」育児参加を阻む父子間の不和。なぜ子どもは母親を選ぶのか

妻の態度が円満の決め手?大事なのは夫を孤立させない姿勢

では、ここまでみてきた「子どもがママの方を選ぶ」状況をどう打破すればよいでしょうか。父と子の関係性を左右する重要な要素として母親の態度があげられます。たとえば、母親が子どもに対して夫に対する愚痴や不満を日常的に聞かせることは、子が父親を嫌ったり軽んじたりする大きな要因となります。

子どもは大好きな母親の言うことは真実だと信じたいので、実際に父親がそこまでひどい行動をとっていなくても母の言葉を鵜呑みにしてしまう場合が多いのです。また、良かれと思って「お父さんのおかげで、私たちは生活できているのよ!」と事あるごとに言い聞かせるのも、父親=お金を稼いでくる人の図式を植え付けてしまうことがあるため要注意です。

妻が人間として夫を尊敬し、子どもとの橋渡し的役割を担うことで夫が孤立することを防ぎ、家族の一体感を形成することができます。夫・妻が平等に家事育児を行う時代の到来にむけて、あらためて親子の関係性を見つめ直すのもよいかもしれません。

【参照】
総務省「平成 28 年社会生活基本調査 生活時間に関する結果

綾瀬 あろは

参考記事

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