「おうち時間づくり」やめた

・「おうち時間」っていうんですかね。テレビやネットで、外出自粛でお出かけできない子どものために「家でこんなことやりました、あんなことやりました」ってやってるじゃないですか。みなさんほんとに色々工夫されていてすごいですよね。

うちも幼稚園と小学生の子どもがいて、3月からずっと幼稚園も小学校もお休みで家にいるので、お休みになった当初は「出掛けられないストレスを家で解消させないと!」って結構張り切っていて…。1日1つは何かしようと思って、おやつ作りとか、ちょっと変わった工作とか、色々やってましたね。

でも、子どもたちの集中力ってそんなに長く続かなくて、準備や後片付けの時間の方が長いこともザラにあって、4月に入る頃にはネタも私の気力も尽きてきて…(笑)。今も何か思い立った時にはやりますけど、学校の課題や買ってきたドリルをやる時間以外は、わりと適当です(笑)。ゲームや動画を1時間見たら1時間休憩とか、もう流動的というか、同じような毎日の繰り返しですね…。兄弟がわりと仲が良いせいか、子どもたちは意外とそんな毎日でも退屈はしていないようなので、こんな毎日でもまぁいいかなと思っています。(35歳・主婦)

地域によっては長期化している休校や休園。「休校中に有意義な時間を過ごせなかったせいで、学校再開後に色々と差がついてしまったらどうしよう…」といった不安を抱えている方も多いかと思います。とはいえ、「子どものために」と躍起になった結果、親の笑顔が減ってしまうと、子どもはかえって不安な気持ちになってしまうかもしれません。今後の見通しも立たない状況ではありますが、「こんな日々も思い出になる」「こんな日々もひとつの経験」と割り切って、少しユルく構えてみるのもひとつの手ではないでしょうか。