「家事分担」をやめたい

・「私は3月から、夫は4月から在宅勤務になりました。小学生の子ども休校で家にいます。それもあって、私と夫の両方が在宅勤務になったことをきっかけに家事分担を見直すことにしたんです。まぁ、家事をする割合は、勤務時間の関係もあってこれまで7:3で私の方が多かったので、その割合を5:5に近づけた感じですかね。

それで、夫も以前より家事をする時間が増えたんですが…。男の人だし仕方ないのかな…ちょっとしたことに気が付かないみたいで。賞味期限が先ものから料理に使ったり、天気が悪くなってきても洗濯物を取り込もうとしなかったり…。でも、私はこれまで自分がやっていたことを「お任せしている側」だから、なんだか指摘し辛いし、でも気にはなるしで…。

もちろん助かっている部分もあるんですが、今までなかったストレスも感じているので、家事を分担するんじゃなく、夫が家にいる時間が増えた分、何か他のことでお願いできることがないかなと考えています」(44歳・会社員)

ネット上では在宅勤務をきっかけかけに「夫が家事に協力的になった」「家事の分担について見なおせた」といった声が聞かれる一方で、このように「家事をしてくれるのはいいけれど」と複雑な心境になっている妻も…。相手への感謝の気持ちはもちろん大切ですが、効率が悪くなってしまたり、かえってストレスに感じてしまうようでは家事分担も少し考えもの。自分の負担を軽減させることが目的なのか、きちんと家事をこなすことが目的なのか、「自分はどうしたいのか」といった基準を明確にすると良いのかもしれませんね。