定年60代のお金事情、老後の資産格差はどのくらい厳しいか?

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お金の話は身近の人にでもなかなか聞きにくいもの。それでもお金の話は健康などとともに、自分や家族にとっては大事な話という人も多いのではないでしょうか。

今回は、公開データを活用して、定年前後の60代がいくら資産を持っているのか、またどのような資産運用をしているのかについて見ていきましょう。

60代の資産は平均でどのくらいか

2019年6月から7月にかけて調査がされた金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果」によれば、60代の金融資産の状況がよくわかります。

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調査に応じた60代世帯、530世帯において、金融資産の平均は2203万円(中央値は1200万円)となり、平均で2000万円を超えています。

2019年には金融庁からでた報告書において「老後2000万円問題」が話題となりましたが、平均では2000万円程度持っているようです。

では、どのような金融資産を持っているのでしょうか。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX