そのためにも必要なのは、「介入」ではなく「援助」。親が子どもの代わりとなり、手とり足取り指示をしたり、何でもやってあげたり、「勉強しなさい!」と叱って管理したり押し付けるのではなく、子どもが自力でできるようになるための援助をするのです。
たとえば自転車の練習をするとき、転んだ子どもを叱ったり、上手くいったときのみほめたり、「小学生になったら自転車に乗れないと困るよ」といった言葉がけをするとどうでしょうか。
子どもは「乗れないと困るらしいし、はずかしい」「乗れるようになるべきだから練習する」といった、周囲を気にする気持ちを持ってしまうでしょう。
代わりに、転んでも叱らず、子どもと同じ目線に立ち、改善策を一緒に考えてみます。改善策を考えると、子ども自身が自転車の面白さを感じるようにもなるでしょう。親が一緒に乗ってみても良いものです。
また、友達が乗っているのを見たり、自転車に乗れると便利だという気付きが重なると、だんだんと乗ってみたいという気持ちも湧くでしょう。
横の関係になって、一緒に楽しんだり、考えてみる。子どもと横の関係になれば、叱ることはもちろん、ほめることも減るというわけです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)