行きつけやお気に入りのお店が閉店してしまったときの寂しさや悲しさを、誰もが一度は味わったことがあるかと思います。現在のコロナ禍中で、そのような思い入れがあるお店を守っていくためには、どのような協力の仕方があるのでしょうか。

飲食店を応援するためにできることは?

先払いシステムやクラウドファンディングを活用する

飲食店によっては、先払いシステムを設けたりクラウドファンディングを行ったりしているところもあります。

先払いシステムとは、応援したい飲食店の数カ⽉分の食事チケット料⾦を事前に払うサービスのことです。先払いシステムとクラウドファンディングはともに、利用すると割引券などのお得なリターンを受け取れることが多いのも特徴の1つです。

2020年4月に日本リサーチセンターが行った「新型コロナウイルス感染症に関連した支援活動の利用状況についての調査」によると、先払いシステムとクラウドファンディングの認知率は、それぞれ30.0%と44.7%となっています。

また、実際に利用したことがある人の割合は、先払いシステムが1.4%、クラウドファンディングが1.3%となっており、まだまだ認知度も利用率も低いというのが現状のようです。

新しいシステムですので、実際にこのような支援を受け入れているお店はまだ少数派かもしれませんが、自分がよく利用しているお店に対して何らかの形で支援が行えないかを、今一度確認してみてはどうでしょうか。