さらに、前日に急落が相次いだ自動車株も急速に買い戻され、マツダ(7261)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)がいずれも+6%前後上昇する急騰となり、日産自動車(7201)、いすゞ自動車(7201)、三菱自動車(7211)も+4%超高の大幅上昇となりました。
その他では、延長された緊急事態宣言の解除が徐々に現実味を帯び始めたことを好感し、大幅下落が続いた鉄道株も買い戻され、東海旅客鉄道(9022)が一時+6%強高、東日本旅客鉄道(9020)が一時+5%強高、西日本旅客鉄道(9021)が一時+6%高と揃って急騰したことが目を引きました。
一方、前日に今期業績の大幅減益見通しを公表した任天堂(7974)が一時▲6%安に迫る急落となりました。
また、医薬品株では時価総額トップが定着した中外製薬(4519)が売りに押されて下落し、アルコール除菌剤特需で高値圏が続いていた大幸薬品(4574)は一時▲10%安に迫る暴落となっています。
新興市場(東証マザーズ)では、新型コロナウイルスへのワクチン開発で期待が高まるアンジェス(4563)が、取引時間中の高値更新直後から売りに押され、前日のストップ高から一転、ストップ安(▲25%弱安)で引けました。
その他、EduLab(4427)もストップ高の爆騰となり、メルカリ(4385)は値を上げて公開価格(3,000円)復帰まであと一歩に迫っています。
葛西 裕一