新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、国が発令した「緊急事態宣言」。4月末の時点では、「中学校の95%」「高校の97%」が臨時休校を実施しているようです(※1)。

連休明けには解除されると思われた緊急事態宣言も5月末まで延長されましたが、子育て世帯として気になるのは「子どもの学業」について。

長引く休校によって学びの場を失った子どもたちの学力は、放置していると衰えていく一方でしょう。

そこで今回の記事では、主に小学校低学年〜中学年の子どもにおすすめの家庭学習方法やアイデアを3つご紹介します。

「百ます計算」

小学校低学年〜中学年は計算の基本スキルを身につける時期でもあるため、ベーシックな計算問題をよりスピーディーにこなせる力を養いたいもの。

我が家で実践しているのは「百ます計算」という勉強方法で、マスを埋めるようにして足し算や引き算などの計算をおこないます。

百ます計算は「基本的な問題をいかに速く、いかに正確に答えるか」に重きを置いているため、計算力と同時に「集中力」も鍛えることができます。

同じような計算を繰り返すことでタイムや正解率の向上を実感できると、子ども自身の自己肯定感upにもつながり、他の科目にもいい影響が生じるケースもあります。

我が家では小学2年生の息子に百ます計算を実践させていますが、毎日継続することで明らかに計算力や集中力がupしたと実感しています。気分が乗らないときは「大人も一緒にやる」「過去問を見せて子ども自身が成長を感じられるようにフォローする」などのアイデアを交え、できるだけ楽しみながらできるように工夫してみましょう。