「家の手伝い」

国立青少年教育振興機構が調査した「青少年の体験活動等に関する実態調査」(※2)によると、普段から家の手伝いをよくしている子どもは「自己肯定感や道徳観・正義感などが高くなる傾向にある」と発表しています。

自己肯定感が高いと「自分で問題を乗り越えようとする」「より自発的な行動ができる」などといったメリットにつながるだけではなく、学習面においても粘り強い力を発揮することができることも。

我が家では、子どもにお風呂掃除や床の雑巾がけなどといった手伝いをお願いしています。

もちろん子どもなので「今日は面倒!」とグズるときもありますが、手伝いを終えて大人から「ありがとう!とっても助かったよ!きれいになったねぇ」などといった声かけにより、誰が見てもわかるほど、子どもたちは満足感でいっぱいのようです。

1日中家にいると、どうしても子どもの態度にイライラしてしまったり喧嘩が増えたりしてしまいますよね。

そんなときこそ子どもに家事の一部を任せ、「自分は家族の役に立っている」と感じられるきっかけを作ってみましょう。毎日の手伝いは、だらけがちな生活を引き締める効果もありますが、それ以上に子どもの心を豊かにしてくれる学びの方法だといっても過言ではないかもしれません。