以下、投資期間、(つみたて投資をしてきた)ポートフォリオの超過収益、また年平均リターンを順に記載する。

また、ここでの基準は2020年3月末時点の株価指数(配当込みTOPIX)を使用している。

10年 35% 3.1%
9年 28% 2.8%
8年 17% 2.0%
7年 5% 0.7%
6年 -0.4% -0.1%
5年 -4% -0.9%
4年 -6% -1.6%
3年 -11% -3.9%
2年 -11% -5.7%
1年 -10% -9.7%

配当込みTOPIX株価指数のリターンから見えること

配当込みTOPIXのつみたて投資でみると、まず見えてくるのが、7年以上つみたて投資していないとそもそも時価が投資金額を上回っていないという悲しい事実である。

ただし、10年間つみたて投資をしていると、年平均リターンで3%台となり、まあ、悪くはないという水準となってくる。しかし、3%の複利を実現するのに10年を必要としている。

しかし、日本株式といえども株式のリスクを取っていることを考えると物足りなさを感じるのは私だけではないであろう。

TOPIXの配当利回りをどう考えるのか

TOPIXの株価指数をみても長期投資ではそれほどうまみがないことは見えてた通りだ。TOPIXの株価には配当影響が含まれていないので配当込みTOPIXを見てきたが、3%の年平均リターンを実現するのに10年を必要としている。