5月に入り、新年度もあっという間に1か月が過ぎました。

この時期は「家計の見直し」や「資産運用を始めたい」という方が増えるタイミングでもあります。

筆者のもとにも、特にシニア世代の方から「年金だけでは将来が不安で…」というご相談がよく寄せられます。

そんな中、現在「住民税非課税世帯への3万円給付金」が話題になっており、給付作業も進んでいるところです。

そこで本記事では、この3万円給付金のように、申請しないともらえないシニア向け給付金や補助制度についてもあわせてご紹介します。

見落としがちな制度もありますので、ぜひチェックしてみてください。

1. 【申請しないともらえないので注意】国から支給される「お金」は何がある?

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は私たちの生活に欠かせない重要な資金源ですが、自動的に振り込まれるわけではなく、受給するためには手続きが必要です。

また、国や自治体が提供する「給付金」「補助金」「手当」も多くが申請しないともらえないものであり、中には申請期限を過ぎるともらえなくなるものや、金額が減額される場合もあります。

そのため、対象となる場合はしっかりと手続きを行い、支援を受けることが大切です。

今回は、シニア世代が利用できる「申請しないともらえない」公的なお金を5つご紹介します。

1.1 【公的なお金 5選】申請しないともらえない「給付金」「補助金」「手当」

  • 年金生活者支援給付金
  • 加給年金
  • 再就職手当
  • 高年齢雇用継続給付
  • 高年齢求職者給付金