一般的に6~7月はボーナス月となっています。
ボーナスが入るのを目前に、資産運用をはじめようか考える方もいるのではないでしょうか。
運用にはリスクがあり、またはじめる前にはいろいろと調べたり、選んだりする必要があるのでいざはじめるにも腰が重いという方もいるでしょう。
一方で、リスクはあるものの効率的に貯蓄を増やせる可能性があるのも資産運用です。
今回は25年間で毎月3万円積み立てた場合、年利1・3・5・7%でいくらになるかのシミュレーション結果をみていきましょう。
1. 新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠で構成される
2024年1月からスタートした新NISAは、成長投資枠とつみたて投資枠の2つで構成されています。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1.1 成長投資枠
成長投資枠は幅広い商品を購入できる枠のことで、以前の一般NISAの役割を引き継いでいます。
具体的には、以下のような金融商品を購入可能です。
- 日本株式
- 外国株式
- ETF
- REIT
- 投資信託 など
成長投資枠は年間240万円の枠があり、非課税保有限度額は新NISAで1800万円のうち、成長投資枠は1200万円までに設定されています。
ただし、以下の条件に当てはまるものは投資対象となっていません。
- 毎月分配型の投資信託
- デリバティブ取引を用いた一定の投資信託
- 信託期間が20年未満など
1.2 つみたて投資枠
つみたて投資枠は、以前のつみたてNISAの役割を担っており、一定の投資信託のみ購入対象です。
年間120万円の枠が用意されており、非課税保有限度額は成長投資枠とあわせて1800万円です。
非課税保有期間は無期限化しており、長期的な資産形成がしやすいでしょう。