日本国内でもますます増え続ける新型コロナウィルス感染症(COVID-19)。最前線で活動している人たちに加え、家族や大切な人を守るために多くの人々が自粛を続けながらさまざまな情報を集め対策を練りながら各自ができることを実行しています。
しかし、そんな情報を良かれと思って伝えたところ家族間がギクシャクしてしまった…そんなお話もあるようです。これもコロナショックといえるのでしょうか。
夫の身体を気遣ったはずが
60代の夫婦二人暮らしのYさん。ご主人は長年の喫煙歴と飲酒習慣、高血圧の症状があるため、コロナウィルスが流行し始めたころからYさんは夫の体調を気にしていたそうです。
「ニュースをみるたびに、肺炎症状の怖さを痛感していました。ここ数年、夫には禁煙を何度も勧めてきましたが夫は『煙草をやめたら生きる楽しみがない』というような人なんです。せめて本数を減らしてくれればと思っていたのですが、それもなかなかうまくいきませんでした。今回もコロナのニュースを見ながら『怖いなー』なんて言いながら煙草を吸っているので…本当にその怖さをわかっているのか?疑問に思っていました」
高血圧の症状もあるので、こんな時世だしお酒か煙草どちらか減らしたら?と提案したYさん。しかし、ご主人はムッとして「俺の人生だ!噂レベルのことでいちいち細かいこと口出ししてくるな!」と大きな声を出されてしまったそうです。