インデックス投信も万能でない!データに見る、つみたて投資の残念な結果
Brian A Jackson/Shutterstock.com
インデックスファンド(インデックス投信)は買付手数料が無料(ノーロード)であったり、運用に伴う費用である信託報酬がアクティブファンドと比べて割安です。また長期での資産形成を目標とする個人投資家にとって、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAといった税メリットのある制度の中でもインデックスファンドの品ぞろえが多く、最近ではなじみのある金融商品となっています。
投資信託の中では、ある種「インデックファンド」がメジャー化する一方で、「インデックスファンドなら何でもよく、毎月買っていればOK」といった考え方をしている人もいます。結論から言えば、投資先の資産を間違えるとインデックスファンドを毎月つみたて投資をしているだけでは長期の資産形成にはなりません。今回はその点についてデータをもとに実証分析させていただきます。
TOPIXを毎月購入したケースを考える
日本株式を代表する株価指数といえばTOPIX(東証株価指数)があります。他には日経平均株価もあります。ただ、より幅広い銘柄で構成されているという観点からプロ投資家は日本株価全体を基準とする際にはTOPIXを使用します。
では、毎月月末にTOPIXを決められた額購入するとして、つみたて投資の結果がどうだったかを見てみましょう。2020年4月に関しては、2020年4月17日の1442.54を使用しました。
TOPIXを長期で毎月つみたて投資した結果とは
2000年の5月から2020年4月まで(2020年4月は4月16日に購入したとする)月末にTOPIXを定額(1万円でも2万円でも構いません)購入したとして計算。購入手数料はかからない、信託報酬はかからないという前提です。
著者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか・日本生命保険相互会社出身の村岸理美などを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
執筆・編集した記事は、累計で1億PVを超える実績があり、Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。老後の生活設計、年金制度の最新動向、ライフイベントに備えた資産形成などに強みをもつ。
メンバー全員が【1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)】【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】【CFP®資格】【一種外務員資格(証券外務員一種)】などの専門資格を保有し、実務から得た知識をもとに、複雑なお金の問題を「わかりやすく、正確に」伝えることに注力している。
信頼される一次情報に基づいた、実生活に役立つお金のコンテンツを発信していきます。(最新更新日:2025年12月7日)