インデックス投信も万能でない!データに見る、つみたて投資の残念な結果

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インデックスファンド(インデックス投信)は買付手数料が無料(ノーロード)であったり、運用に伴う費用である信託報酬がアクティブファンドと比べて割安です。また長期での資産形成を目標とする個人投資家にとって、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAといった税メリットのある制度の中でもインデックスファンドの品ぞろえが多く、最近ではなじみのある金融商品となっています。

投資信託の中では、ある種「インデックファンド」がメジャー化する一方で、「インデックスファンドなら何でもよく、毎月買っていればOK」といった考え方をしている人もいます。結論から言えば、投資先の資産を間違えるとインデックスファンドを毎月つみたて投資をしているだけでは長期の資産形成にはなりません。今回はその点についてデータをもとに実証分析させていただきます。

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TOPIXを毎月購入したケースを考える

日本株式を代表する株価指数といえばTOPIX(東証株価指数)があります。他には日経平均株価もあります。ただ、より幅広い銘柄で構成されているという観点からプロ投資家は日本株価全体を基準とする際にはTOPIXを使用します。

では、毎月月末にTOPIXを決められた額購入するとして、つみたて投資の結果がどうだったかを見てみましょう。2020年4月に関しては、2020年4月17日の1442.54を使用しました。

TOPIXを長期で毎月つみたて投資した結果とは

2000年の5月から2020年4月まで(2020年4月は4月16日に購入したとする)月末にTOPIXを定額(1万円でも2万円でも構いません)購入したとして計算。購入手数料はかからない、信託報酬はかからないという前提です。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX