また、決算発表を控えたファミリーマート(8028)も連想売りに押され、一時▲6%安に迫る急落となっています。
さらに、4日前(4月6日)の決算発表で今期の増益見通しを公表し、株価上昇が続いていたニトリホールディングス(9843)も、“どう考えてもそれは無理では”と見なされ、一時▲5%安に迫る急反落となりました。
一方、大幅下方修正ながら業績予想の開示を維持したファーストリテイリング(9983)は一時+6%超高の急騰となりました。また、前々日に大幅下方修正を発表したビックカメラ(3048)が買い戻され、ヤマダ電機(9831)も同じく買い戻されています。
その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株、三井不動産(8801)など不動産株、東京電力ホールディングス(9501)など電力株も値を上げました。
なお、7都府県へ緊急事態宣言の発令以降、初の週末を迎えるということで“巣篭もり生活”関連銘柄にも見直し買いが入っています。
中でも、夫婦の共有時間増加を背景としたコンドーム需要拡大期待でオカモト(5122)や相模ゴム工業(5194)が大きく値を上げ、ゲーム関連株では任天堂(7974)が年初来高値を更新したのが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ高となったASJ(2351)が連日の爆騰で続伸となり、インターネットインフィニティー(6545)がストップ高となりました。一方、メルカリ(4385)は冴えない値動きとなっています。
葛西 裕一