実際、寄り付きで19,500円台を回復しましたが、前場の半ばに一時▲110円安まで下落する場面も見られました。その後、大引けに掛けて再び19,500円を目指す値動きとなりましたが、終わってみれば“寄り付き天井”となっています。

それでも、先週末終値(17,820円)より+9.4%の大幅上昇となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となり、1,400ポイントの値固めに入っているようです。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は17日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,099万株、売買代金859億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が低迷したままであり、売買代金は17日連続で1,000億円を下回っています。

さらに、株価指数もわずかに下落し、5日ぶりの反落となりました。前日とは逆の意味で大型株式市場と異なる動きを示しましたが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

業績予想「未定」のローソンが一時▲7%超安の急落、オカモトなどコンドーム株が上昇

個別銘柄では、2月期決算の多い小売り株の上げ下げが目立ちました。

前日の決算発表で今期予想(2021年2月期)を「未定」としたコンビニ2社では、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が一時▲4%安に迫る大幅下落、ローソン(2651)は一時▲7%超安の急落となりました。