そこで、リビングのカレンダーに普段見ているテレビ番組を記入することにしました。金曜日なら「チコちゃんに叱られる」と書き、今日が何曜日なのか一目で分かるようにしたのです。また、勉強タイム、工作タイム、読書タイムと学校の時間割のように45分毎に休憩や行間休みを挟んで無駄に時間を過ごさないよう工夫しました。

実践してみて気がつきましたが、親子で試行錯誤しないと、なかなか家庭だけで規則正しい生活を維持するのは難しいものです。

明けない夜はないけれど…

コロナ禍で人々の生活は大きく変化しています。子供を持つ家庭では、休校によって様々な問題が起きていることでしょう。学力低下や運動不足など親の悩みは尽きません。

しかし、まず最初に子供の学校があることで維持していた早寝早起きに近づく努力をしていくことが何よりも大切でしょう。生活リズムが整っているからこそ、勉強する時間が確保できたり人気の少ない朝に散歩に出かけて運動不足を解消することもできます。

生活リズムが崩れたまま新学期を迎えてしてしまうのは避けたいところです。「今はこういう状況だけど必ず学校は始まる」と常日頃から子供に声がけをし、学校がある時とあまり変わらないよう早寝早起きをして再開に向けて準備をしてきたいですね。

中山 まち子