新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴い、公共交通機関を避けて車移動を選択する人が増えているようです。普段は車に乗り慣れていないけれど、感染防止のために頑張って運転しているというケースも多いのではないでしょうか。

免許取得から約10年間ほとんど運転してこなかったものの、子どもが生まれてから必要に迫られて運転するようになった筆者。今でこそ慣れましたが、当初はチャイルドシートに座らせた乳幼児と2人きりで車移動する際に「あと一歩で事故になったかもしれない…」と感じたヒヤリハットな瞬間がたくさんありました。実際に筆者が経験したことをご紹介します。

子どもを泣き止ませるため赤信号で……

筆者が最初に子どもを乗せて車を運転したのは、子どもが1歳過ぎの頃。2つ隣の駅にある病院に連れていくときでした。車で10分もない距離なので、何の問題もなく到着できると思っていました。

念のため、後部座席に座る子どもがグズらないように、手の届くところにオモチャを置いていた筆者。しかし、これが逆効果だったのです。子どもは手に取ってしばらく遊ぶと床に落としてしまい、家を出発してまだ3分と経たないのに「取って、取って!」とギャン泣きしてしまいました。