そんな中、「交通安全意識を高めるとお得になる」というサービスを実施する動きも見られています。
たとえば大手カー用品チェーンのイエローハットでは、この「春の交通安全運動」の期間中、交通事故につながる運転中の「ヒヤリ」や「ハット」をなくすことを目指した「ヒヤリハット撲滅キャンペーン」を実施。「ヒヤリ」や「ハット」を軽減する商品が安くなる特別クーポン付リーフレットを全国の店舗で配布します。
また、ソニー損保は2020年3月18日から運転特性連動型自動車保険「GOOD DRIVE(グッドドライブ)」の販売をスタート。スマートフォンで計測した運転特性データから事故リスクを推定し、その結果に応じて保険料を最大30%キャッシュバックするという内容です。
乳幼児を乗せた運転は、慣れていないと不安や恐怖がつきまといます。しかし、運転に際して大事なことは、子どもを乗せていようが乗せていまいが大きな違いはありません。
皆さんも4月6日から4月15日までの「春の全国交通安全運動」期間を、改めて自分の運転を見直し、交通安全の意識をさらに高めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
【参考資料】
「令和元年中の交通事故の発生状況」(警察庁交通局)
富士 みやこ