しかし運転中なので、前を見ながらでは後ろの状況が確認できず「わー、泣いちゃった!」と強烈な焦りだけが募ります。いつまでも泣き止まないため、赤信号で止まったスキを狙ってギアを「P」に入れてサイドブレーキも引き、シートベルトを外して後部座席に手を伸ばし、拾ったオモチャを子どもに渡しました。
そして前を向いた瞬間、すでに青信号で前の車は進んでいる状態。急いで準備しながらも後ろの車からクラクションを鳴らされ、さらに子どもはまたオモチャを落として再びギャン泣き。
バタバタと準備して車を走らせましたが、結局子どもはその後も泣き続けるので「早く病院に着かなきゃ!」と注意力も散漫になりながら多少スピードを上げて運転をしていました。今考えると、そのときはとても危ない状況だったと反省しています。
子どもが泣いていても運転中に絶対に振り返らないために
それ以外にも後部座席に座る子どもの様子が気になってしまい、運転に集中できないタイミングが何度もありました。こうした経験から子どもと二人きりで運転する状況下では、安全のために絶対にすべきことを頭に入れておく必要性を感じました。
まず、たとえ運転中に泣かれても決して振り返らず前を見て運転を続けること。言うまでもなく脇見運転で前方不注意になれば、大事故につながりかねません。