子どもの歯の健康のために、歯みがきの徹底やおやつの食べ方など考えるのは親の役目。歯科衛生士の姉を持つ筆者も「子どもの元気な歯を守っていきたい」という強い想いを持つ親のひとりです。

筆者は、親の虫歯菌を子どもにうつさないように「親子で食べ物・飲み物を共有しない」という“親子別々ルール”をつくって継続しているのですが、日々過ごす中、それなりの大変さや周囲との関わり方で気をつかう場面が発生しています。

虫歯菌の母子感染が気になるママへの参考情報として、今回、筆者のケースを紹介してみようと思います。

子どもの虫歯リスクを減らしたい…が“親子別々”は大変

わが家の“親子別々ルール”は、歯科衛生士である姉からのアドバイスをもとに考えたもの。

  1. もともと子どもの口に虫歯菌はおらず、親など周囲の大人から唾液を介してうつる
  2. 乳歯の健康が永久歯の健康にも影響する

──という2点をふまえ、「子どもの虫歯リスクを減らすために徹底していこう」とはじめました。

子どもが虫歯で困らないようにと決めたルールですが、いざやってみるとなかなか大変なもの。子どもが離乳食を卒業して大人と同じものを食べられるようになった1歳頃からは特に、大変さを感じるシーンが増えてきました。