キャッシュレス戦国時代でも、クレカ利用は安定の首位!
2019年は「キャッシュレス元年」と名付けられるほど、スマートフォン(スマホ)決済やQRコード決済を始めとするキャッシュレス決済サービスが続々と誕生しました。
まさに世は「キャッシュレス戦国時代」。
日本クレジットカード協会(JCCA)の調査(※1)では、次のような結果が出ています。
現在の家計消費に占めるクレジットカード決済の割合は、現金(37.8%)に続いて29.9%。
その他のキャッシュレス決済の割合が、
電子マネー:3.9%
QRコード等決済:0.5%
デビットカード:0.1%
となっている点からも、クレジットカードの普及率は数多くあるキャッシュレス決済の中もダントツだといえます。
店舗での買い物や、光熱費などの自動引き落としに使えるほか、その他のキャッシュレス決済方法と紐付けしてチャージができるなど、クレジットカードの機能は進化しています。
「どのカードで何がトクになるのか」を比較検討するのはちょっと面倒かもしれませんが、年会費、ポイント、付帯サービスの内容を見極めながら、ときどき「断捨離」を行ってみるのもいいかもしれませんね。
では、その際、どのような点に着目すればよいのか、具体的に挙げていきましょう。
「年会費」
まず、カードの年会費が無料かどうか、だれしも気になるところでしょう。「初年度無料」と銘打っているカードも多くあります。
この場合、入会1年目(初年度)は無料で、2年目以降は年会費がかかります。もしずっと無料だと勘違いしていた場合は、2年目に入る前に解約手続きを済ませておきましょう。
ちなみに2年目以降も無料のカードは、「年会費永久無料」などという表記になります。ちなみに「永年無料」は「しばらくは無料だけれど、将来的に有料になる可能性がある」ので、気を付けましょう。
「年会費無料だから」と勧誘されるままに作ったカードであれば、2年目以降は、本当に使いやすいかどうかを考える必要があるかもしれません。
また、年会費有料のカードだった場合、特典や会員サービスの内容が年会費に見合ったものであれば持ち続けてもよいのではないでしょうか。