では、一足先に実際に社会人になった先輩たちはどう感じている?
最後に、ソニー生命が2019年度に実施したアンケート調査「社会人1年目と2年目の意識調査2019」の結果より、一足先に社会人になった人たちが、実際のところどのように感じているのかについて見ておきましょう。
社会人1 年目・2 年目の人たちが、『理想の社会人像』として挙げた主な項目は、以下の通り。
1位:まわりに気配りができる 46.2%
2位:後輩の面倒見がよい 41.1%
3位:責任感がある 39.9%
周囲に気配りがあり、特に後輩を気にかけてくれる先輩を見習ってみると、よいということかもしれませんね。
また、同調査によれば、社会人2 年生に、実際の社会人1 年目の生活と、その前(入社前/奉職前)にイメージしていた生活とで、ギャップがあって驚いたことを聞いたところ、以下の結果となったそうです。
1位:忙しい(仕事量が多い) 38.4%
2位:覚えることが多い(業務範囲が広い) 35.0%
3位:金銭的に余裕がない(社会人生活にお金がかかる) 30.0%
また、『最初の職場でいつまで働く?』という質問に対し、「すでに会社を辞めたい」と考えている人が27.4%もいるそう。やはり、社会人になって日の浅い人にとっては、社会人生活は思いのほかきついものなのかもしれません。
まとめ
入社式だけではなく、新人研修なども内容を変更する、WEB研修や少人数制を取り入れるなど、多くの企業が、昨年とは異なる方法をとる方針をうちだしています。例年と違うということで、戸惑いを感じる新社会人の方も多いかもしれませんが、それでも、今回紹介した内容が、少しでも参考になれば幸いです。
参照:ソニー生命「社会人1年目と2年目の意識調査2019」
LIMO編集部