・「夫のいびきが本当にうるさくて。でも夫も悪気があるわけではないので我慢していたんです。ある時、私がインフルエンザにかかって別の部屋で寝てみたら、熱はあったけどとっても快適で(笑)。夫も私を我慢させてまで一緒に寝る必要はないと思ったようです」

・「妻が夜勤のある仕事なので結婚当初から寝室は分けています。普段は相手を起こさないで済むことくらいしかメリットは感じませんけど、喧嘩している時には別室でよかったって思いますよね。やっぱり一緒のベッドで寝るのは気まずいですよ」

・「夫は仕事を持ち帰ることが多いので、夫だけ仕事用の部屋で寝てもらっています。子どもたちはまだ小さいですが、『今日はパパの部屋で寝る』とか、家の中でお泊りごっこみたいにしていて楽しそうですよ。私も一人になるのでスマホを見ながら夜更かしして、そのまま寝ちゃったりして…楽しいですね」

このように、まず、夫婦別寝にすることで相手のいびきや寝相の悪さ、暑い、寒いといった身体的な面でのストレスから解放されるというメリットが挙げられます。また、「一日の終わりに一人になれるリラックスタイムが持てる」といった精神面でのメリットも大きいこともわかります。たとえ相手が静かに寝ているとしても、隣に誰かがいるのといないのとでは大きな違いがあります。極端な話ですが、もしこれが浴室であっても同じことがいえるのではないでしょうか。

夫にはどう切り出す?

それでは、夫婦別寝にしたいと思った場合、夫にはどう切り出すべきでしょうか。「何か隠し事があるのでは?」など、あらぬ不安を与えないようにするためには生活の「潮目」を狙って話を切り出すことがポイントです。