㈱東京カンテイの調査『都道府県・主要都市のマンションストック戸数&マンション化率 2019』によると、全国の世帯数に占める分譲マンション戸数の割合を示す「マンション化率」は2018年から0.11ポイント拡大して12.64%という結果が出ています。(首都圏全体では21.95%、近畿圏全体では16.39%)

これを都道府県ごとにみると以下のような数字となっています。

  • 1位 東京都 27.60%
  • 2位 神奈川県 22.82%
  • 3位 大阪府 19.65%
  • 4位 兵庫県 18.85%
  • 5位 福岡県 15.81%。

やはり、都市部では住まいとしてマンションを選ぶ人の割合が高いようです。

さて、マンション購入後、子どもたちが成長して独立したら、売却して夫婦二人の生活を想定した物件に住み替えを考える人もいるでしょう。

将来の売却・住み替えを視野に入れた場合、資産価値を重視して最初のマンション選びをすることが重要です。

立地の良いマンションやブランドイメージの良い物件であれば中古でも人気があります。
交通の便の良いエリアなど立地面で優れたマンションは将来的に資産となってくれるでしょう。

事前にイメージする「必要経費」

どのような住宅でも、長年住んでいると壁や水回りの設備など、修理が必要な個所が出てくるものです。

マンションと一戸建てを比較すると、マンションの場合は毎月、管理費・修繕積立金の支出があります。
また、それ以外に個人で室内のリフォーム工事を行う際にはまとまった出費となります。