パラドックスを軸に「副業」を考えてみる

労働時間パラドックスは各社共通ですが、それ以外の4つのパラドックスについては、会社によって考え方が違います。パラドックスを軸に、企業と個人がコミュニケーションを取れるかが、副業容認のポイントとなるように思います。

企業は個人の意見に耳を傾け、どこまでを留保し、どこまでを事業戦略に活かしていくかを検討してみてください。個人は会社や上司に交渉したり、相談したりする時に、自分本位ではなく、相手側に起きているパラドックスの視点を持ってコミュニケーションを進めてみましょう。

成長企業が活用する「プロ人材」の出現

企業側からすると副業解禁の流れはマイナスに捕えられがちですが、「自社を副業とする人材」のような外部人材の活用は、多くの企業にとって自社の発展につながる一手だと言えます。

弊社が手がける、雇用のコストをかけずにハイクラスな「プロ人材」を、必要な時に必要な分だけ活用するサービス「プロシェアリング」は、現在案件数が4,700件を超え、創業時から6年で急拡大を見せています。

なぜここまでの広がりを見せているのか。外部のプロ人材を活用する企業のメリットは主に3つあります。1つ目は、社内にはない専門性・知見を取り入れられること。2つ目は、経営のスピードアップを図れること。3つ目は、投資対効果が可視化されることです。