子育て家庭は「固定費」の見直しから

貯金をしながら余裕のある生活設計をしたいと思っても、住宅ローンや教育資金、そして将来の年金のことなど、お金に関する不安はつきものです。

そこで、最初は、家計の中で大きな割合を占める固定費に注目して「支出の最適化」を目指しましょう。

見直しの際には書類の確認や手続きなど多少手間のかかる部分もありますが、より良い家計づくりのために思い切って取り掛かってみてくださいね。

通信費の見直し

スマートフォンの料金プランやインターネットプロバイダ料金、動画サービスなどの料金は契約内容に見合う金額でしょうか。

不要なサービスは付帯していませんか。各社では料金が格段に安くなる新サービスも登場しています。家族にとって利用料とサービス内容とのバランスがとれているかどうかを基準に判断してみましょう。

動画配信サービスのおかげで、映画やスポーツ観戦に家族で出掛けるよりも節約になるという場合は、どんどん活用していきましょう。

さらにいうと、「娯楽・教養費」は心が豊かになる支出だと思います。家計の負担にならない程度であれば、特に子育て世代にとっては必要経費だといってよいでしょう。

保険契約内容の見直し

保険には、生命保険・医療保険のほかに、住宅の火災保険や自動車保険、子どもの学資保険など、多岐にわたります。

「なんとなく」追加で加入してきた方も多いのではないでしょうか。特に保険料の高い生命保険・医療保険には着目が必要です。