2022年には、ひとり暮らしをする貧困高齢者の激増が懸念され、翌年の2023年には団塊ジュニアが50代になることで企業での人件費がピークを迎えることが予測されるほか、2024年には国内の3人に1人が65歳以上である「超高齢者国家」になると考えられています。また、2025年には団塊世代が75歳以上を迎えることで介護費や医療費がかかる問題も指摘されているのです。
『日本の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)の著者であるジャーナリスト・河合 雅司氏によると、2042年には高齢者人口が約4,000万人にもなり、日本は最大のピンチを迎えると予測されています。また、2065年には、今は住民がいる地域でも、その20%が住民のいない地域になると考えられているのです。
生涯おひとりさまを覚悟した人がセカンドライフのためにすること
生涯おひとりさまでいることを覚悟した人は、ポジティブな見方をすれば「自立している人」といえるでしょう。しかし、その後にヒア変えるセカンドライフはそう甘くはないものです。老後にかかる生活費など、親や兄弟などに迷惑がかからないようにすべて自分で用意しておかなければいけません。