近年「少子高齢化」という言葉を耳にすることが増えてきましたが、これは女性が生涯に出産することもの数が減っているという問題だけが原因となっているではありません。
もちろん、数多くの問題が重なっているのですが、なかでも大きく影響しているのではないかとされているのが、50歳の時点で結婚を1度もしたことがないという「生涯未婚率の高さ」です。
今現在からみる将来の日本とは?
厚生労働省による「人口動態統計(確定数)結果の概要」(平成30年)発表によると、1972年には過去最高であった約100万組もの婚姻件数が、2017年には過去最低となる約60万組にまで減っているようです。婚姻件数が減れば減るほど、出生率も減ります。そしてただ増え続けるのは、生涯未婚率と税金などの負担額です。