子供の頃に、列車の運転手になりたいと思っていた人に対しては少し夢のない話になるかもしれません。

2019年12月、JR九州の在来線で、自動運転による試験走行が行われたというニュースが大々的に報じられました。

その試験走行の行い方が特殊でした。特殊と言っても、何も列車の操縦を行う高性能なロボットがいるということではありません。

既存の設備を少し高性能化したというだけの低コスト設備で自動運転に挑んだというものです。

地方路線の人手不足と財源不足にとってはそれを解決する明るいニュースとなるのですが、列車の運転手という職業がなくなってしまうかもしれないという意味では、複雑な受け止め方をする人も多いのかもしれません。

また、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、他国では駅員への感染も確認されています。COVID-19の終息の目処は立っておらず、日本でも同じような状況が起こる可能性は十分にあります。そうなってしまった場合、電車の間引き運転などの対応も考えられる今、自動運転はこういった緊急事態にも対応の選択肢を増やしてくれるかもしれません。