そんなときは少し肩の力を抜いて、家事も育児もしない、自分だけのための時間を作ることをおすすめします。コーヒーや紅茶を淹れて好きなおやつを食べたり、子どもが小さいからと離れていた趣味を再開したり、毎日の食事の材料や日用品ではなく自分のための服や本などを買うショッピングに出かけるのも、良いストレス発散になります。また、軽めの運動をして体を動かせば頭もすっきりしてシェイプアップにも繋がりますし、映画やドラマを鑑賞してリフレッシュするのも良いでしょう。
頑張り屋さんのママほど、適度に息抜きをすることが大切です。そうして心や身体に余裕ができることで、感情的に子供を怒鳴ってしまったり、上手くいかない物事や自分にイライラすることを減らすことができます。まだ子供が小さくて家の外へ出かけることが難しい場合でも、ちょっとした時間を使って手短にできる、自分だけのリラックス方法をみつけて、日々の育児の合間に上手に取り入れていけたらいいですね。
塾講師が教える子供が伸びる「良い褒め方」と「悪い褒め方」
ママたちの心に余裕が生まれると、イライラして叱ってばかりだった時に比べて、子供たちの良いところ、上手くできたことにも目が向くようになるでしょう。ところが、上手に褒めてあげたいと思っているのに、「なんだかいつもワンパターンになってしまっている」「どんな褒め方をすれば子供が喜んで、また頑張ろうと思ってくれるのかわからない」というママも少なくないようです。
褒められることで子供たちは自信を持ち、さらなる努力をするようになって、それが能力や知識を向上させていくことへと繋がっていきます。また、生きていくためにとても大切な自尊感情を高めるためにも、親に褒められるという経験はとても重要です。自分が親に大切にされていると思えるからこそ、自分自身も周りの人も大切にできます。その結果、積極的に他人と交流を持ったり前向きに物事に打ち込んだりといった、さまざまな良い傾向を持つようになるのです。
子供の可能性を伸ばす「良い褒め方」のポイントは、「具体性」と「タイミング」、そして「結果ではなく過程を褒めること」と言われています。塾講師からその秘訣を聞いてみました。