あなたは「〇〇ちゃんママ」、と「我が子の名前+ママ」の呼び名で声をかけられたとき、抵抗感がありますか? それとも特に何とも思わないでしょうか?

母としての自覚がイマイチ芽生えてなかったころ、筆者は子どもの検診で病院を訪れたときに初めて「〇〇ちゃんママ」と呼ばれました。「え、私のこと?」とどこか他人事のような新鮮な気持ちで受け止め、「そうか、私はママになったんだ」としみじみ感じると同時に、言いようのない不思議な気分が湧いて来たのです。

当たり前のように呼ばれてきた自分の下の名前。家族や友達と過ごしてきたこれまでの自分。それらが突然すうっと遠のいてしまったように感じました。

「○○ちゃんママ」への感じ方は人それぞれ

このような違和感を持つのはおかしいことなのでしょうか。

一度、インターネット上でママたちに問いかけてみたことがあります。その時に寄せられた声が「わかる!抵抗あるよね派」と「別に…考えすぎじゃない?派」とに大きく2つに分かれたことも、筆者にとって印象的なできごとでした。

例えば…