そんなときは、素直に「今は機嫌が悪い」ということを相手にストレートに伝えることが夫婦生活を円満に過ごすためのコツです。自分から申告することで「機嫌が悪い状態」であり、それは「あなたのせいではない」ということが分かってもらえ、相手も素っ気ない態度に納得がいくでしょう。「それなら、今はそっとしておこう」「何かおいしいものでも食べたら機嫌も直るかな?」と相手も思ってくれるはず。

どうしても相手に当たってしまう…といつも後悔している方は、この「ご機嫌ナナメ自己申告制度」を導入してみてはいかがでしょうか。無駄な争いが減りますよ!

その2・喧嘩のあと、相手の好きな食べ物を差し入れる

夫婦一緒に暮らしていると、どうしても受け入れられないことって出てきます。話し合いなどで円満に解決できず喧嘩に発展することもしばしば。そして、喧嘩した翌日の気まずさと言ったら…。

一応「ごめん」とは言ったけれど、なんだか顔を合わせづらい…というのも“あるある話”なのではないでしょうか。

そんなとき、おすすめしたいのが「相手の好きな食べ物を差し入れる」ということ。単純に“好き”の力を借りてしまおう!という話なのですが、“好き”の力は偉大です。好物を目の前に差し出されて、さらにイヤな気持になる人はいないでしょう。

なぜ好きな「食べ物」かというと、空腹だと怒りを感じやすいから。お腹が満たされると、自然と心も満たされます。相手と一緒に食べたり飲んだりできるとさらに良いですね。

また、この方法はなかなか素直に「ごめん」が言えない方にもおすすめ。「〇〇を買ってきたら仲直り、これ以上喧嘩は引きずらない」とあらかじめルールを決めておけば、喧嘩が長引かずにすみます。仲直りのサインとして定番化しておくと、お互いわかりやすくて良いでしょう。