もともと他人だった二人が暮らしを共にしている夫婦生活。やっぱり“ちょっと気になるところ”は、大なり小なり出てきます。

“ちょっと”のはずが、その日に限って“やけに”気になり、相手の機嫌を損ねるような言い方をして険悪なムードになってしまったり、些細なことなのに喧嘩に発展してしまったり…という事態もありますよね。

しかし「夫婦円満に暮らすためのコツ」をあらかじめ知っておけば、自分はもちろんのこと、相手も心地よく生活することができます。今回は、日常のちょっとしたコツについて考えていきます。

その1・「今は機嫌が悪い」と自己申告する

観音菩薩のようにいつでも穏やかで笑顔を絶やさず…という人もいるにはいますが、常に感情の起伏を一定に保てる人というのは、少ないのではないでしょうか。どんなに良い人・優しい人でも、機嫌の悪い日はあるはず…だって“にんげんだもの”。

機嫌が悪いときというのは、ついつい自分のことしか考えられず、視野が狭くなり「自己中」になりがちです。しかし、機嫌が悪いからといって、パートナーや家族に当たるのはいけません。

その原因が相手とのいさかいであるなら分かりますが、他の原因であるなら、相手からしてみれば「なんで機嫌が悪いの? 知らない間に何かしちゃった?」と思うでしょう。これがまた次の喧嘩の火種にならないとも限りません。