少子高齢化に伴い、働き手の減少…解決策が見いだされないまま老後への不安が広がっています。
教育費やマイホームの購入費、老後資金など、これから必要になるお金はしっかり貯めていきたいもの。しかし、家計が赤字の状態が続いていると、貯金は増えるどころか減っていく一方です。
少子高齢化社会を生き抜くなかで、家計をどう見直していくべきなのか、赤字の原因を突き止め、その状態から抜け出した方に経緯を聞いてみました。
予備費を用意して家計を安定させる
「毎月の生活費はすべて予算内に収まっているのに、銀行口座のお金はなぜか減っていくばかり。家計簿を見ても、とくに問題がありそうな項目は見当たりませんでした。しかし、よく確かめてみると『赤字になるのは臨時出費が発生したとき』であることが判明。結婚式のご祝儀や親戚の出産祝いなどを用意するたびに、貯金が少しずつ減っていたのです。