そこで、お互いの収入と支出の状況を共有することに。その結果、お互い趣味や外食にお金を使い過ぎていたことが明らかになりました。無駄遣いを指摘される機会がないため、ついお金を使い過ぎていたようです。
今は共通の財布を用意し、毎月決まった金額を貯金するようにしています。欲しいものがあれば相手に相談したり、ちょっとした節約を報告したりすることもありますよ。一緒に貯金に取り組むことで、モチベーションをうまく維持できています」
夫婦で財布を分けていると、貯金や家計の状況が掴みにくくなってしまいます。夫婦で家計簿をチェックする、貯金用の銀行口座を共有しておくなど、お互いが家計や貯金の状況を把握できる状態にしておくといいでしょう。
まとめ
赤字の原因を突き止めるには、さまざまな角度から家計の状況をチェックすることが大切です。なかには、家計簿を見ただけでは判断できないケースも珍しくありません。家計簿に書かれていない臨時出費がないか、趣味や娯楽にお金をかけすぎていないか、夫婦間で家計の管理や貯金を任せきりにしていないかなど、現状を注意深く分析してみましょう。
LIMO編集部