そこで、最近では自宅で映画鑑賞を楽しんだり、カメラを持って散歩をしたりと、お金がかからない手段でストレスを発散するようにしています。欲しいものに対しては、『月1万円までは自由に使ってもいい』というルール内で購入していますよ」

娯楽費用の基準は、収入によって大きく変動します。赤字になっているようなら、娯楽にかけている金額が収入に見合っていないのかもしれません。お金のかからない趣味を楽しむ、ある程度の予算を決めておくなどの手段で、貯金ができるほどの余裕を生み出しておきましょう。

夫婦別財布の仕組みを変えた

「わが家は共働きだったこともあり、夫婦それぞれでお金を管理していました。ところが、『今の貯金はいくらぐらい?』と聞いたところ、『え?そっちが貯めているんじゃないの?』『いや、私はしてないよ』とお互いに驚いてしまいました。どうやら、夫婦そろって『相手が貯金しているだろう』と思い込んでいたようです。それどころか、独身時代に貯めていたお金まで減っていました。