祖父母の家に預ける家庭も続出
この緊急事態で、筆者の周辺でも祖父母の家に子供を預ける家庭が続出しています。習い事も軒並み2週間程度の休校となっているため、このまま家に籠るよりは田舎の祖父母の家で伸び伸びと過ごしてほしいと思っての行動ですが、やはり万が一の場合に医療機関が少いことを気にしていました。
祖父母に預ける前に、体調を崩したときにどういった症状が出やすいのか紙に書いて渡すなどの万全を期していると教えてくれたママもいました。
一方で、祖父母から「泊まりにおいで」と言われているけど、居住地よりも人口密度が高いことに不安を感じて申し出を断っているママさんもいるなど、新型コロナウイルスのことを考えると簡単に決断できない状況です。実家に預けられれば幸せとは一概に言えず、誰しもが悩み苦しんでいるのには変わりはありません。
このまま新年度を迎えられるのか不安が募る
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの公立小中高では今年度があっけなく終わってしまいました。長い春休みの間に沈静化していけば良いのですが、ここ数日の動向を見る限り確実に新年度が無事に迎えられるとは言い切れず、不安が募ります。
全国規模で起きている卒業式の中止や規模縮小が入学式にまで及ぶかもしれませんが、4月になったら子供達が明るく学校へ登校できるよう、終息へ向かうことを願うしかありません。
中山 まち子