近年、共働き家庭が増加し、今では専業主婦は3人に1人といわれるまでになってきました。とはいえ、多くの働く女性にとってまだまだ課題は多く、ザ・ドリーム・コレクティブの行った「働き方の多様性に関する意識調査」によると、半数以上の女性が「今の職場にはキャリアアップのチャンスはない」と感じています。

そんな中、育児と仕事を両立しやすく、自分のやってきたことがキャリアにつながるもののひとつとして、「ママ先生」という働き方があります。自分の子供を含む同世代の子供に対しレッスンをおこなうことで、無理のない範囲で仕事をしながら自分自身も成長できる働き方です。

また、教わる側のママたちにとっても、子供の習い事は日々の送迎などを考えできれば近所で済ませたいものです。近くに住みプライベートでも頼りになるママ友先生は子供のことも理解してくれる頼りになる存在です。しかし、一見ウィンウィンに見えるこの関係、中には子供たちがお友達だからこそ起こる問題もあるようです。

先生の子供はトップが当然?

Sさんの娘さんはダンスが大好き。音楽に合わせ家でいつも踊る娘さんに、きちんとしたレッスンを受けさせてあげたいなと思っていたそうです。