しかし、そういった息抜きはコストがかかります。ストレスが溜まり溜まった状態であれば、あとあとのことを考えずお金を使いまくるかもしれませんが、主婦はどこかで金銭的なことを考え「そんなことをしょっちゅうやってはいられない」とセーブをしてしまうものです。

それに対し、コストゼロでかなり幸せになれることとは。それは「朝寝坊」です。休日の子供というのは早起きなもので、近くで騒がれたり朝食の催促をされてはゆっくり眠ることもできません。もし、そんな妻より早く起きて子供に朝食を食べさせ着替えを終え、公園にでも連れ出してくれていたら。水筒を持って行った気配もあったらかなり幸せです。ちなみに「明日は子供たちと出かけるからゆっくり起きていいよ」と前日のうちにいってもらえると、夜更かしも楽しめます。こちらもコストゼロで至福の時間が過ごせます。

ゆっくりできる家の中

また、主婦としてかなりうれしいのが「自分のペースで家事ができる」ことです。子供たちに相槌を打たず自分の好きな録画を見ながらの調理や洗濯は心が洗われます。また、散らかす人間のいない家の掃除は普段の倍はかどります。買い物ひとつとっても、待っている家族がいるとそこをめがけて予定を調整しなくてはなりません。だらだらと家事を済ませ、のんびりと買い出しに行く。お腹がすいたら冷蔵庫にあるものを適当に食べる。なんでもないようなことですが、偏食の子供がいる家庭では「どうにかして野菜を摂らせないと」「早く食べないと夕食が入らなくなっちゃう」なんて考えながら過ごすので、自分のためだけに「特に栄養など考えずに適当に食べる」ことは、日常なようで日常でなかったりします。ママだけの状態ではお茶漬けとバナナでもごちそうです。

「なにもしなくていい」時間

また、自分のペースでやるべきことをすべて終えたら、ほんの少しでいいので「何もしない」ことを堪能させてあげてください。