節約より、夕食を1品お惣菜にしても仕事をする

節約も大切ですが、長い目で見たら、稼ぐことも大切です。

乳幼児期の育児は大変ですが、子どもが中学生になれば今度はお金の面が大変になるでしょう。とはいえママになるとフルタイムや正社員での就職が難しいところ。子どもが3人いると、風邪をもらってくれば全員にうつり、2週間は看病というケースもあるのでさらに難しくなります。

筆者の場合はフリーランスで、今春から末っ子を保育園へ預け、仕事量を増やす予定です。働く時間や働き方についても、様々な方法を考えています。

女性の働き方は、個人や家庭によってそれぞれ異なりますし、お金か食の安心か心地よさかと、求めるものも家庭によって異なりますが、一例としてご紹介します。

たとえば節約と仕事を天秤にかけたときに、「疲れて400円のお惣菜を買う日があるのと、1000円多く働くのでは、どちらがいいか」と比較するときもあります。夕食が1品お惣菜になる日があっても、今後の仕事や収入を考えれば、仕事を選ぶ場面もあります。

今後は副業が増えることも考えられます。フリーランスが本業になるか副業になるかは分かりませんが、フリーランスという選択肢を一つもっておくことも必要だと考えています。もちろんフリーランスだけでなく、パートでの経験も重要です。

要は子どもが小さい間でも、自分が持てる可能性や選択肢を、一つでも多くもっておきたい。そうした場合、やはり「仕事か、育児か、時間か、ストレスや疲れか」と、そのときどきでの優先順位を考えたり、子どもの年齢によって微調整しながら、自分が納得いくものを選んでいます。

子どもにお金がかかるのはまだまだこれからですが、今できる努力と、可能性を広げておくことは大切でしょう。一つの考え方として参考にしてみてくださいね。

宮野 茉莉子