子供を育てていると、独身時代以上に親と顔を合わせたり時には子供を預ける機会もありますよね。そんなとき、子育て経験があればあるほど祖母側は「育児はこうあるべし」と価値観を押し付けてくるケースもあります。
しかし、祖母の言い分と自分の考えをぶつけ合っても負のスパイラルに陥るだけです。今回は筆者が実際に経験した祖母世代との衝突を避けたエピソードをご紹介していきます。
「お風呂上がりに白湯」という認識のズレ
今と昔で異なる育児方法はたくさんありますが、祖母世代とのギャップを感じることの一つに白湯を飲ませることがあるのではないでしょうか。一昔前は、お風呂上がりの乳児に白湯を飲ませる習慣がありましたが、今は母乳やミルクでの水分補給に重きを置いています。
筆者自身、3人の子供を出産した際や健診の時に「白湯を飲ませてください」と指示されたことはありませんでした。赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクで、という子育て現役世代からすると、乳児に白湯を与える習慣は以前ほど一般的ではないのです。
第1子の出産では里帰り出産をしたこともあり、退院後の沐浴は母が手慣れた風に準備をしてくれました。その時、「白湯の準備をしなくては」と言い出したのです。