20代前半(20~24歳)を基準とすると、会社員なら男性は全年齢平均では1.7倍程度になります。この倍率を就職時(20代前半)の年収に掛けて残りの生涯獲得賃金を計算するのです。
生涯獲得賃金の計算方法
これから残りの生涯獲得賃金がどの程度になるかを具体的に計算してみましょう。
たとえば、現在の年齢が30歳、定年を65歳、就職時(20代前半)の年収276万円(月23万円)を例に見ていきます。
残りの労働期間
65歳-30歳=35年
残り期間の平均年収
276万円×1.7倍=469.2万円
残りの生涯獲得賃金
469.2万円×35年=1億6422万円
となります。
生涯獲得賃金を増やすための2つの方法
この数値はデータから計算した予測値ですが、生涯獲得賃金を増やしたいなら対策を立てることが必要です。それには、2つの方法があります。