また、自動車株では日産自動車(7201)、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)、いすゞ自動車(7202)が連日で昨年来安値更新となっています。

さらに、金融株も売られる中、野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)など証券株の下げがきつかったようです。

その他では、大型株ではありませんが、不振が続く「いきなり!ステーキ」の年内74店舗閉店が明らかになったペッパーフードサービス(3053)が急落して約2年10カ月ぶりの安値を付けたことが目を引きました。

ちなみに、直近1年間で株価は約4分の1に、2年半前の上場来高値からは約11分の1までに下落しています。

一方、オリンパス(7733)が小幅高ながらハイテク株の中で逆行高となり、小売り株ではファミリーマート(8028)も逆行高となりました。

また、鉄鋼株では日本製鉄(5401)が13日ぶりに反発したことが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が大幅安で3日連続の昨年来安値更新となり、約1年前に付けた高値からちょうど7分の1まで下落しました。また、ブライトパス・バイオ(4594)が▲12%安の暴落になるなど、医療バイオ株の急落が目立っています。

葛西 裕一