そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。米国株の急落と円高進行を受けて安く寄り付いた後、下げ幅を徐々に拡大して後場の半ばには一時▲581円安まで急落する場面が見られました。

その後、大引けに掛けてやや挽回したものの、大幅安の4日続落となっています。また、終値は昨年10月11日以来の22,000円割れとなりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続落となり、終値も日経平均株価と同様に昨年10月11日以来の1,600ポイント割れで引けています。

東証マザーズ株価指数は大幅3日続落、売買代金は27日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は9,072万株、売買代金960億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は27日連続で1,000億円を下回っていますが、個人投資家の投げ売りなどが出た結果、1,000億円に近い水準まで回復したようです。

ただ、主力銘柄に断続的な見切り売りが出た結果、株価指数は▲4%超安の急落となる3日続落で引けました。ふと気が付くと、800ポイント回復どころか、700ポイント割れも近付きつつあるようです。

ソニーやパナソニックなどハイテク株が軒並み大幅安、日本製鉄は13日ぶりに反発

個別銘柄では、主力大型株は軒並み大幅下落となり、とりわけ、ハイテク株ではソニー(6758)、パナソニック(6752)、NEC(6701)、シャープ(6753)などが値を下げました。