「お盆玉」も?お年玉と並ぶ新常識になるかも

ソニー損保保険㈱が実施した「お盆の帰省に関する調査(2019年)」によると、「お盆玉を用意する」と回答したのは約3割(32.3%)で、金額は以下のようになっています。

【お盆玉の相場】子ども1人あたりの金額
・2万円以上:16.7%
・1万円~2万円未満:19.8%
・5,000円~1万円未満:26.0%
・3,000円~5,000円未満:13.6%
・3,000円未満:23.8%

お年玉に加えてお盆玉も、となると金額的にも迷ってしまいますよね。「お盆玉をあげる予定」は32.3%でまだ少ない気がしますが、予定していなくても子どもたちにせがまれることもあるでしょう。お盆玉とお年玉が並ぶ日も近いのかもしれません。

お年玉・お盆玉で迷ったときは?

身内の中で、お年玉に加えてお盆玉も、という流れになっているならば、学年別の金額ルールを親族間で共有するのもよいのではないでしょうか。例えば、夏のお盆玉は、小学校低学年までは一律1,000円、高学年は一律3,000円、中学生~高校生は5,000円。冬のお年玉も学年別ルールを決めます。夏冬トータルで支出額を決めておくと準備もしやすくなりそうです。

大きくなった親戚の子には、20歳のお正月に『成人祝い』として多めに包み、それで最後というルールもアリでしょう。Dさんのように、家族間で子どもの数が異なる場合なども同様です。子供たちにガッカリされないように、大人同士で支出額を検討しておきましょう。

さいごに

いかがでしたか。おつきあいのお金って、本当に判断が難しいものですよね。
少なすぎてケチだと思われるのは避けたいけれど、多すぎて相手を恐縮させてしまうのも考えものです。また、現金以外にも、ちょっとした手土産やプレゼントを渡す機会があると思いますが、アイテムの選び方や渡し方などが、あなたの印象を大きく左右させてしまうこともあります。

「いくら包むか」や「何を渡すか」は、相手との親しさはもとより、同じ相手でも渡すシチュエーションによって異なる、ということなのではないでしょうか。

TPOに応じて、「相手がどう感じるか」を意識しながら、交際費に関するセンスを磨いていきたいですね。

【参照】
お年玉に関する意識調査 2020」住信SBIネット銀行
お盆の帰省に関する調査(2019年)」ソニー損保保険

LIMO編集部