縮小が止まらない「デジタルカメラ市場」日の丸メーカー勢に残された切り札とは

ライバルが他業界からやってくる時代へ

スマホの高性能化は、あらゆるビジネス業界の構図をひっくり返していきました。

筆者もかつては携帯ミュージックプレーヤーとして、カセットテープ・CD・MD・MP3と様々な媒体のプレーヤーを持ち歩いていましたが、それらの機能はすべてスマホに集約されてしまいました。

かつては20-30万円していたカーナビも従来ほど売れなくなってしまい、今ではスマホやタブレットのカーナビアプリを使う人が増えています。地図の更新料も必要なく、音声操作もできるなどの点が評価されています。今後はスマホの進化やウェアラブルデバイスの拡充で、歩数計などの健康グッズも脅かされかねません。

かつてはスマホのカメラといえば、暗がりではよく見えず、画質もよくありませんでした。しかし、最近は飛躍的に性能が向上しており、夜間モードや4K撮影にも対応しています。

産業のシェアそのものをなくしてしまう、そんなライバルが同業他社ではなく、他業界からやってくる時代になったのです。今回の事例で言えば、カメラメーカーのライバルがスマホという思わぬ伏兵だったわけです。

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黒坂 岳央(起業家/投資家/ジャーナリスト)

シカゴの大学へ留学し会計学専攻。大学卒業後、東京で会社員を経て独立。
フルーツギフトのビジネスに乗り出し「肥後庵」を代表。
ビジネスジャーナリスト、作家、講演家。投資家でもあり、株式・国内外の不動産・FX・仮想通貨などに幅広く投資。
資産数十億円超のビリオネアとの投資やビジネス経験を活かして、『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣 “億超えマインド"で人生は劇的に変わる!』を著書に持つ。
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