世界シェアトップをひた走る「“モノづくり日本”のカメラ」が揺れています。
キヤノンは2019年に3度の下方修正を行い、連結営業利益は前期比49.1%の減益となりました。(※1)
また、ニコンは2020年3月期の業績見通しでカメラの赤字転落を発表しています。(※2)
その主要因について、「急速な市場縮小がとまらない」とニコンの岡昌志CFOは説明しています。(※3)
その一例としてデジカメの出荷台数を見てみると、2010年のピーク時には1億2146万台でしたが、2019年には1521万台と大きく落ち込んでいます(※4)。
高い世界シェアを誇る「日本のカメラ」はこれからどうなっていくのでしょうか?